増築せずに家を広く使うには?間取りの変更、リノベーションでご提案
こんにちは!インテリアコーディネーターの原です。
「家が手狭になった」
「部屋を増やしたい」
こういったお言葉を、最初によくご相談頂きます。
実際に、お庭を見せて頂いて、増築をする場合もありますし、
「部屋を増やしたい理由」をお伺いして、
別のご提案をさせて頂くこともあります。
増築のメリットデメリット
○部屋が増え、空間が広くなります。
○増築して動線は良くなったものの、家の奥まで光が届きにくくなることもあります。
○増築した広さによっては確認申請が必要な場合もあります。
○基礎からを作るので、実際に増えた部屋の広さに対して割高に感じることもあります。
もちろんお話しさせて頂いて「増築が良い!」と思う場合も多いです。
その中での一つのご提案として
家の中の動線を変えたり、
和室の一つを洋室にしたり、
間取りを変えるリノベーションで、増築をしなくても解消される場合もあります。
今までのご提案の中での一例をご紹介します。
「キッチンが狭い」事例
お子さまも大きくなり、キッチン前の空間にテーブルを置くと狭く感じられていました。
壁で分割され独立した和室は南向きで、北側のキッチン・ダイニング・リビングに閉塞感がありました。
↓
壁を外してリビング和室へ。和室がメインリビングになるべくテレビ台も設けました。
ここでのポイントは、
【和室にあった押入れが、奥が深くて使いづらい】の解消!
リビング収納として奥行を浅くし、反対側は廊下からの収納としました。
掃除用具などは廊下側に、雑誌や本類などはリビング側に収納できるようにしました。
リビングとの間に引込戸を設け、冬の寒い時期や、来客時などは扉を閉めてダイニング側を仕切れるようにしました。
ポイント
○ダイニングスペースが広くなった
○和室をリビングに取り込みリビング和室とした
○引込戸を付けることで可変性のある間取りにできた
「個室を増やしたい」事例
一階に自分の部屋を増やしたいお母さま。二間続きだった仏間の一部屋を洋室へリフォームしました。欄間や引戸に工夫をし、仏間が暗くならないように考慮しました。
ここでのポイントは
【お母さまの生活の拠点を一階へ】のご提案!
ご高齢になると階段の上り下りが大変になってきます。部屋を増やすというだけでなく、ドアは引戸に、水まわりの動線も変え、また、階段下には収納も作り、生活スタイルを総合的に考えました。
「洗面室が狭い」事例
間取り上どうしても洗面室が狭かったり、お風呂が狭かったり。
ここでのポイントは
【それでもお風呂を広くしたい】の解消!
実は洗面室とお風呂のスペースをこれ以上広くする事が出来ないお宅でしたが
造作洗面台にし使い方を工夫、かわいいクッションフロアと収納も備えた造作洗面台で
素敵な空間となりました。
ポイント
○お風呂を広く快適に!
○配置を変えて使いやすい洗面脱衣室に
○収納アドバイス!棚も造作
まとめ
いかがでしたでしょうか。
もちろん!「増築することでLDKの使い勝手が良くなった!」「部屋が確保できた!」という場合もたくさんあります!
なので、お客様がご選択できるよう、いろんな角度から見たご提案をさせて頂きます。
私たちのご提案プランに、ワクワクしてもらえたら、何より嬉しいです!